一級建築士事務所 スタジオロクのブログ

カテゴリ:旅メモ(jpn)( 10 )

輸出繊維会館

「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪 2015」にて、一般公開していたので、輸出業会館を見学させて頂きました。見学では、酒井一光氏に丁寧な解説をして頂き、たくさんお教え頂きました。

場所は大阪市中央区、設計は、村野・森建築事務所(村野藤吾)+大阪建築事務所です。
昭和35年竣工。



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1階部分には窓がなく、地下〜1階までは2層吹き抜けのホール・会議室が主にあり、2階以上がオフィス階となっていて、ゾーニングがはっきりとしています。敷地が、心斎橋筋と備後町(びんごちょう)の通りの角地なので、道路からの視線、騒音などを意識しての階構成なのかもしれないとのこと。

外壁は淡い色のトラバーチン、角をアール形状とした外部サッシは面付けで取り付けられており、外観全体は主張しない控えめな印象。
棟屋の上には、鬼の角のような2本の装飾塔があり、地上からもちらっと見ることができました。
最上階だけ、少しセットバックしていて、その変化のある外壁面に建物名を施してある看板が付いていたり、宙に浮いたような水平ルーバーのようなものが垣間見えたりと、単なる寸胴のビル建築でなく、地上から見える外観を意識してデザインされている印象を受けました。


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オフィスフロアのエントランス。

緩やかなアール形状をした地下へ続く階段は、踏面の形も一部曲線で凹んで湾曲していました。
階段付近の壁にも、ガラス質モザイクタイルが施されていて、地下2階からアッパーの照明で壁が照らされ、より階段の浮遊性を演出していたような印象を受けました。


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ホール・会議室へのエントランスは、心斎橋筋側にあり、ごつごつした造形のキャノピーの下をくぐって行きます。
エントランスに入ると、地階へ行く階段しかない、シンプルな空間構成。
エントランスには落ち着きのある木を使った壁仕上げとなっていて、狭いながらも、落ち着きのある印象を受けました。
地階へいく階段手すりは、オフィスエリアよりも、より装飾的で、その階段で地下へ降りると、天井の低いホワイエのような休憩スペースがありました。その天井に合わせて、座面高さを考えデザインした椅子だとか。天井の低い空間ながらも、落ち着きのあるゆったりと感じさせてくれる印象でした。
地下の休憩スペースでの、球の一部でへこましたような天井や、練付のアール形状の壁など、照明の変化のある反射で、空間自体が優しい印象。天井見切り、巾木、壁の凹凸部分さえも10mm以下の小さなアール形状で施され、基本的には、突付で納められていました。難しい納まりを、職人の技術、熱意によって出来上がった空間だと実感しました。


村野藤吾氏の建築ならではで、家具、階段手摺、把手、壁に施されている時計など、細部までデザインがされていて、かなり見るところが多い建築でした。
当時、既製品が少ない時代だったからかもしれませんが、あらゆるところが製作モノとなっていて、細部の全てから空間全体が構成されているという印象を受けました。今の時代では、コストを考慮すると、ここまで全てを製作しデザインしきるということは不可能に近いかもしれませんが、詳細を考える際の実務設計での考え方、意気込みには、かなり刺激を頂きました。

まだまだ、色々と書きたい事がありますが、長々となっちゃうので、この辺にしておきます。
ふー、すごすぎて、消化するのに時間がかかっちゃいました(笑)


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by 6th_studio | 2015-11-05 11:42 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

お寺巡り01

先週、大学の授業の連れ添いで、お寺を巡りました。

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始めは、浄瑠璃寺です。

池の中心には弁才天を祀る祠、東に薬師如来を祀る三重塔、西には九体阿弥陀如来を安置する本堂があります。上の写真は西の本堂で、その中にある阿弥陀如来は西方極楽浄土の救主です。対岸の東にある薬師如来は東方浄瑠璃世界に住み、現世の苦しみを除く仏だそうです。
池を介して、東が彼岸、西が此岸(現世)という意味合いになっています。
内部に入ると、一部梁がないように思えたのですが、それは垂木で補っているのかしら。
構造部の仕口など、なかなか勉強になります。



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次は、新薬師寺です。

特徴としては柱途中の貫がなく、壁面の白が強調されています。
入母屋造で、正面中央の三間の戸以外は窓がないそうです。ただ、裏の方にはステンドグラスのようなものがはめ込められた戸を見たのですが、あれは何だったのだろう・・・?国宝なのに、なぜか比較的新しく見えましたし・・・。?です。
内部は中心に薬師如来、周囲に十二神将がぐるりと取り巻いてあり、圧巻でした。化粧屋根裏も迫力がありました。



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最後に室生寺です。

何年か前に行ったことがあったのですが、その時は台風の被害を受けていて、五重塔を見ることが出来ませんでした。
そのお目当ての五重塔ですが、屋外にある木造五重塔としては、最小のものだそうです。
庇先の白色がすっきりした印象を与えています。


久しぶりに、じっくりと建物をみて、木々のマイナスイオンをもらって、心地よい一日でした。
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by 6th_studio | 2011-10-03 15:21 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

うだつのまち

先日、うだつのあがる街並み 岐阜県 美濃市へいってきました。

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by 6th_studio | 2009-08-23 09:30 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

陰影

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最近、見る機会が多い、甲子園会館について、所々気がついたところをメモっていきたいと思います。

今回は、庇。
庇、壁、手すり壁のラインが異なって、影の濃さが場所によって違っています。

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by 6th_studio | 2009-05-25 21:58 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

百年記念館

今回は、神戸大学にある百年記念館です。

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by 6th_studio | 2009-03-05 20:28 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

西宮えびす

ここ最近忙しくて、久しぶりのUPです。

さて、1週間前に十日えびすに行ってきました。
行ってきたのは、西宮神社の宵えびす。

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by 6th_studio | 2009-01-17 17:35 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

八陣の庭

先々週、実家に行くついでに、岸和田城に寄ってみました。

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by 6th_studio | 2008-12-22 21:26 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

法華山 一乗寺

先日の現場帰りに、ちらっ寄ってみました。
場所は、兵庫県加西市にあり、姫路から車で行ける距離にあります。

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by 6th_studio | 2008-11-03 09:51 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

万博公園

デジカメのデータ整理をしていたら、太陽の塔が出てきました。
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by 6th_studio | 2008-08-28 10:21 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)

重森三玲庭園美術館

久しぶりに京都に行ってきました。

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by 6th_studio | 2008-07-27 11:50 | 旅メモ(jpn) | Comments(0)